肩こりの原因と施術方法

肩こりについて

肩こりは、項頸部から僧帽筋にかけての筋肉が緊張し硬くなることによる血行不良がもたらす強張りや不快感、いわゆる「こり感」などによる重苦しさと痛みにいたる症状です。他にも頭痛や吐き気、めまい、耳鳴りや睡眠障害などの症状を伴う場合もあります。
よく筋肉の緊張によるものだけが肩こりのイメージとなりがちですが、原因はそれだけでなく、頚椎や胸椎にズレと歪みが起きていることから、頚椎神経根を圧迫した神経痛として肩こりや痛みといった症状に現れてきます。
肩こりの原因については、「姿勢が悪いこと」があげられるのが一般的です。

自分に合ったさまざまな改善方法などを試すことがあるかと思いますが、そもそもの原因である姿勢の改善について触れられることはあまり多くありません。
また、単なる肩こりと思っていたものが、実は内臓系の病気や神経を圧迫したことから引き起こされるというケースもまれにあります。

こんな症状にあてはまる方は、ご相談下さい

□ 慢性的に肩が重い感じがする
□ 肩だけでなく首が痛く、頭痛もする
□ 腕があがらない
□ 腕や手がしびれる
□ 肩から背中にかけて張っている感じがする
□ 肩こりだけでなく目も疲れる
□ 長時間のパソコン作業で肩が重くなる
…など

肩こりになる要因

下記のような要因があげられます。

・頸椎、胸椎など、脊椎のズレ、歪み
・過度な首、肩への筋肉の緊張、ストレス
・姿勢の異常、寝違え、交通事故等のムチ打ち
・内臓の疾患の影響
…など

肩こりの要因にはいろいろとありますが、肩こり事体の原因については大別すると
「筋肉疲労肩こり」
「頸椎神経圧迫痛肩こり」
に分けられます。

「筋肉疲労肩こり」については、普段、肩こりの症状がない人が運動や疲労などで肩周辺の筋肉が疲労し乳酸の蓄積により肩こりとして症状を感じることです。
この場合はお風呂で肩を暖めたり、ストレッチや柔軟体操などで硬くなった肩周りの筋肉の柔軟性を回復を図れば症状は軽減します。

「神経圧迫痛肩こり」については、頸椎のズレにより頸椎神経根を圧迫し神経痛としての肩こりを出してしまう症状です。
肩こりの感じ方は人にもよりますが、筋肉疲労と神経圧迫の感じ方はほぼ同じです。肩こりの症状も2種類とも同じですが、長期的に肩こりが続いている人は筋肉疲労肩こりから神経圧迫痛肩こりへ移行していることが多いです。

当院の施術

肩こりの原因を整形学的に検査し、頭部、首、肩、腕、肩甲骨、背中、腰、足と筋肉の緊張や骨格の状態（左右前後）、痛みの原因となる圧痛点を確認し、押圧、オステオパシー、動体療法、カイロプラクティック矯正法で肩こりを改善していきます。

改善にあたる主なポイントは、肩の左右前後の歪み、頸椎（首）起因による圧迫、腰・背中の左右前後の歪みを整えることが必要です。

腕やその周辺部位の緊張をとることや、肘や手首などの関節を調節するアライメントも症状によっては必要になります。

肩こりでお困りの方は、筋肉では主に胸鎖乳突筋、斜角筋、棘上筋、肩甲挙筋、菱形筋、上腕二頭筋、三頭筋の緊張から辛くなっている方が多いです。

神経系では頸椎、胸椎からの神経圧迫が原因です。

改善ポイントを見極めてから施術に入りますので、高い確率で改善が出来ています。

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